展覧会鑑賞

ミレー《落穂拾い》の見どころ|働く人々を描いた、大地の絵

《落穂拾い》——働く人々を描いた、大地の絵広い畑で、三人の農婦が腰をかがめ、地面に残った落ち穂を黙々と拾っている。ジャン=フランソワ・ミレーの《落穂拾い》は、なんの英雄も物語もない、ただ働く人々の姿を描いた絵です。それなのに、観ていると、な...
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草間彌生とは|水玉と無限、“現実を超える”現代アートの見かた

草間彌生——水玉と無限の芸術家一面の水玉、どこまでも続く鏡の部屋、そして黄色いかぼちゃ。草間彌生(くさま やよい)は、いまや世界でもっとも知られる日本の芸術家の一人です。その作品は、一度見たら忘れられない強烈さと、不思議な心地よさを持ってい...
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ベラスケス《ラス・メニーナス》の見どころ|“絵の中の絵”、見る者を巻き込む謎

《ラス・メニーナス》——見ているのは、誰かスペインの宮廷を描いた一枚の大きな絵。中央には愛らしい王女、そのまわりに女官たち。ところが、じっと見ていると、なんだか不思議な感覚に襲われます。画面の左には、大きなキャンバスに向かう画家自身が描かれ...
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鳥獣戯画の見どころ|“日本最古の漫画”、動物たちの躍動する墨線

鳥獣戯画——“日本最古の漫画”と呼ばれる理由相撲を取るうさぎとかえる、水遊びに興じるさるたち。国宝《鳥獣人物戯画(ちょうじゅうじんぶつぎが)》、通称「鳥獣戯画」は、擬人化された動物たちが生き生きと遊びまわる、ユーモアあふれる絵巻です。色はい...
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雪舟とは|水墨画を極めた画僧、《秋冬山水図》の力強い線

雪舟——日本の水墨画を極めた画僧墨だけで描かれた、切り立つ岩山と冬枯れの景色。雪舟(せっしゅう)の水墨画には、色がないのに、痛いほどの厳しさと力強さがあります。雪舟は、室町時代に活躍した画僧(絵を描く禅僧)で、日本の水墨画を一つの頂点にまで...
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ムンク《叫び》の見どころ|“不安”を形にした、誰もが知る叫び

《叫び》——誰もが知る、あの不安の表情血のように赤い空を背に、橋の上で顔に手を当て、口を大きく開けた人物。エドヴァルド・ムンクの《叫び》は、世界でもっとも有名な絵の一つです。パロディやスタンプにもなり、見たことのない人はいないでしょう。けれ...
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尾形光琳《燕子花図屏風》の見どころ|金地に咲く“デザイン”の美、琳派の到達点

《燕子花図屏風》——花だけで物語を語る、デザインの美まばゆい金色の屏風に、群青と緑の燕子花(カキツバタ)が、リズミカルに咲き並ぶ。尾形光琳(おがた こうりん)の《燕子花図屏風(かきつばたずびょうぶ)》は、日本美術のなかでもとりわけ洗練された...
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狩野永徳《唐獅子図屏風》の見どころ|桃山を彩った金と力の絵

金地に歩む巨大な獅子——桃山の“力”の絵まばゆい金色の空間を、二頭の巨大な獅子が、堂々と胸を張って歩いてくる。狩野永徳(かのう えいとく)の《唐獅子図屏風(からじし ずびょうぶ)》は、見る者を圧倒する力と豪華さに満ちた、安土桃山時代を代表す...
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セザンヌとは|「近代絵画の父」がりんごで変えた、絵の見かた

セザンヌはなぜ「近代絵画の父」なのかテーブルに置かれた、数個のりんご。ポール・セザンヌは、そんな何でもない静物を、生涯にわたって描き続けました。派手さはありません。それなのに彼は「近代絵画の父」と呼ばれ、20世紀の美術を切り拓いた画家とされ...
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歌川広重《東海道五十三次》の見どころ|旅する浮世絵と、ゴッホも憧れた風景

《東海道五十三次》——旅する浮世絵しとしとと降る雨、静かに積もる雪、峠を行く旅人たち。歌川広重(うたがわ ひろしげ)の《東海道五十三次(とうかいどう ごじゅうさんつぎ)》は、江戸から京都までの東海道の宿場を描いた風景版画の傑作です。眺めてい...