展覧会鑑賞

喜多川歌麿とは|浮世絵「美人画」の頂点、その髪と表情を描く視点で観る

喜多川歌麿——女性の“内面”まで描いた、美人画の頂点すっと通ったうなじ、繊細な指先、ふとした表情。喜多川歌麿(きたがわ うたまろ)の描く女性たちは、ただ美しいだけでなく、どこか生きた感情までも感じさせます。歌麿は、江戸時代の浮世絵における「...
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クリムト《接吻》の見どころ|黄金の装飾と、日本美術との意外なつながり

黄金にきらめく《接吻》——その装飾は、どこから来たのか金色の光に包まれて抱き合う、一組の男女。グスタフ・クリムトの《接吻(せっぷん)》は、世界でもっとも有名な"愛の絵"のひとつです。画面いっぱいに散りばめられた黄金の装飾は、うっとりするほど...
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曜変天目とは|茶碗に宿る“宇宙”、世界に3つの国宝の見どころ

茶碗の中に、宇宙が広がる真っ黒な茶碗の内側をのぞき込むと、大小の斑(ふ)が星のように散らばり、その周りが青や虹色にきらめいている——曜変天目(ようへんてんもく)は、まるで手のひらの中に夜空や宇宙を閉じ込めたような、やきものの最高峰です。中国...
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興福寺《阿修羅像》の見どころ|なぜ、その少年のような憂いの表情に惹かれるのか

戦いの神なのに——なぜ、その憂いの表情に惹かれるのか眉をわずかにひそめ、どこか物思いにふけるような少年の顔。奈良・興福寺の国宝《阿修羅像(あしゅらぞう)》は、日本の仏像のなかでもとりわけ人気が高く、特別展が開かれるたびに長い行列ができます。...
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なぜ「便器」が芸術なのか|デュシャン《泉》に学ぶ、現代美術の見方

なぜ「ただの便器」が、20世紀最大の問題作なのか美術館に置かれた、まっさらな男性用の小便器。それが20世紀でもっとも影響力のある作品のひとつだと言われたら、驚くでしょうか。マルセル・デュシャンの《泉(いずみ)》は、既製品の便器にサインをした...
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岸田劉生《麗子像》の見どころ|我が子を描き続けた画家の、写実と“不気味さ”

《麗子像》——なぜ、こんなに心に残るのかおかっぱ頭に、どこか大人びた表情の少女。岸田劉生(きしだ りゅうせい)の《麗子像》は、日本近代美術のなかでもとりわけ有名な一枚です。教科書で見たことがある人も多いでしょう。かわいらしいようでいて、じっ...
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運慶とは|仏像に“生きた筋肉”を宿した鎌倉の仏師、その迫力の見どころ

運慶の仏像は、なぜ“生きている”ように見えるのか東大寺の南大門で、参拝者を見下ろす巨大な仁王像。今にも動き出しそうな筋肉と眼光に、思わず足を止めた人も多いはずです。これを率いて造ったのが、鎌倉時代の仏師・運慶(うんけい)です。運慶の仏像は、...
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長谷川等伯《松林図屏風》の見どころ|“描かない”ことで描く、余白と間の美

《松林図屏風》——“描かない”ことで、霧を描く霧のなかに、松の木立がぼうっと浮かんでは消えていく。長谷川等伯(はせがわ とうはく)の国宝《松林図屏風(しょうりんずびょうぶ)》は、日本の水墨画の最高峰のひとつとされ、観る者を静かな朝の松原へ連...
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レンブラントはなぜ自画像を描き続けたのか|光と影と、自己を見つめる眼

レンブラントはなぜ、自分を描き続けたのかレンブラント・ファン・レインは、生涯にわたって数多くの自画像を残したことで知られます。若くして名声を得た頃から、破産して困窮した晩年まで、彼はずっと自分自身を描き続けました。なぜ一人の画家が、これほど...
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伊藤若冲とは|“独学”で画を極めた男、細密描写を描く視点で観る

伊藤若冲——“独学”で画を極めた、細密の人羽根の一枚一枚まで描き込まれた鶏、極彩色の花々。伊藤若冲(いとう じゃくちゅう)の絵は、一度観たら忘れられない濃密さで迫ってきます。近年の展覧会はいつも大盛況で、いま日本でもっとも人気のある絵師のひ...