展覧会鑑賞

黒田清輝とは|《湖畔》で知られる「近代洋画の父」、外光派が変えた日本の絵

団扇を持つ女性——なぜあの絵はこれほど有名なのか湖のほとりで、浴衣姿の女性が団扇を手に、静かにこちらを見ている。黒田清輝(くろだ せいき)の《湖畔》は、日本の近代洋画でもっとも知られた一枚といっていいでしょう。教科書で見た記憶のある人も多い...
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琳派とは わかりやすく|100年おきに“私淑”で受け継がれた、日本の装飾美

師弟ではないのに、なぜ「流派」なのか金地の画面、大胆に切り取られた草花、思い切った余白。「琳派(りんぱ)」と呼ばれる日本美術の流れは、一目でそれと分かる華やかさを持っています。教科書でも美術検定でも必ず登場する、日本美術の主役級の存在です。...
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教科書に載っている日本美術の名作|まずは実物で観たい10選

教科書で見たあの名作を、いつか実物で美術や日本史の教科書で、誰もが一度は目にした日本美術。三つの顔を持つ憂いを帯びた仏像、金地に躍る風神と雷神、大きく砕ける波——図版で見慣れたあの名作を、いつか実物で観てみたい。そう思ったことはないでしょう...
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池大雅とは|蕪村と並ぶ文人画の大成者、旅と書が育てたのびやかな絵

「もう一人の大成者」は、旅する書の名手だった江戸時代中期の文人画(南画)を語るとき、必ず二人の名前が並びます。与謝蕪村と、池大雅(いけの たいが)です。国宝《十便十宜図》を二人で描き分けた間柄でもあります。ただ、蕪村が「俳人としても有名」と...
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マグリットとは|「これはパイプではない」が問いかける、絵と言葉のふしぎ

パイプの絵に「これはパイプではない」と書いた画家丁寧に描かれた一本のパイプ。その下に、几帳面な筆記体でこう記されています——「これはパイプではない」。ルネ・マグリットの《イメージの裏切り》は、見た人を一瞬で混乱させます。どう見てもパイプなの...
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デューラーとは|版画で世界を変えた北方ルネサンスの“万能の天才”

版画一枚に、これほどの線を刻めるのか細い線が、無数に、しかも寸分の狂いもなく刻まれている。うさぎの毛の一本一本、老人の肌のしわ、金属の鎧の照り返し——アルブレヒト・デューラーの版画を初めてじっくり見たとき、多くの人が息をのみます。これが手で...
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菱田春草とは|36歳で逝った天才、《落葉》がたどりついた日本画の新しい美

36歳で世を去った、日本画の天才菱田春草(ひしだ しゅんそう)は、明治の日本画に新しい風を吹き込みながら、わずか36歳でこの世を去った画家です。横山大観の盟友として、二人三脚で新しい表現に挑んだことで知られますが、春草自身もまた、大観とは違...
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アングルとは|「線」を極めた新古典主義の巨匠、ドラクロワと争った理想の美

「まず、線を引きなさい」——線に命をかけた画家ジャン=オーギュスト=ドミニク・アングルは、19世紀フランスを代表する画家です。その絵の最大の特徴は、なめらかで完璧な「線」。人物の輪郭は一分の隙もなく整えられ、肌はまるで陶器のようになめらかで...
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俵屋宗達とは|風神雷神図だけじゃない、琳派の祖・謎の町絵師の凄み

《風神雷神図》の作者、その正体は「謎の町絵師」金地に躍動する《風神雷神図屏風》。この国宝を描いた俵屋宗達(たわらや そうたつ)は、日本美術史でとりわけ重要な画家です。ところが意外なことに、宗達がいつ生まれ、いつ亡くなったのか、正確なところは...
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スーラとは|点で描いた《グランド・ジャット島》、印象派を“科学”にした画家

なぜ、絵を“点”で描いたのか遠くから見ると、ひとつの穏やかな風景。ところが近づいてみると、画面は無数の細かな色の点で埋め尽くされている——ジョルジュ・スーラの絵は、そんな不思議な作られ方をしています。代表作《グランド・ジャット島の日曜日の午...