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マネ《草上の昼食》はなぜスキャンダルだったのか|「近代絵画の父」の挑発

《草上の昼食》——なぜ、これほど非難されたのか木立のなかで、きちんと服を着た二人の男性が語らっている。そのすぐ隣に、なぜか一人の女性が、一糸まとわぬ姿で座り、こちらをまっすぐ見つめている——エドゥアール・マネの《草上の昼食》は、1863年に...
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龍安寺 石庭の見どころ|十五の石と余白、枯山水が問いかけるもの

龍安寺の石庭——白砂と十五の石だけの庭白い砂が敷きつめられ、そこに大小の石がぽつぽつと置かれているだけ。花もなければ、池も木もほとんどない。京都・龍安寺(りょうあんじ)の石庭は、そんな極端なまでに"何もない"庭です。それなのに、縁側に座って...
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上村松園《序の舞》の見どころ|凛とした美人画、女性画家がひらいた道

《序の舞》——凛とした、意志の美人画能の舞をまさに舞い始めようと、扇を掲げた若い女性。上村松園(うえむら しょうえん)の《序の舞(じょのまい)》は、日本の美人画のなかでも、とりわけ凛とした気品をたたえた一枚です。ただ美しいだけではありません...
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フェルメール展 2026 大阪|行く前の予習・アクセス・混雑ガイド

フェルメール展、いよいよ8月。行く前にやっておきたいことフェルメールの《真珠の耳飾りの少女》が、2026年8月21日から、大阪中之島美術館にやってきます。日本で観られるのは14年ぶり。次にいつ来るか分からない、貴重な機会です。筆者は、行くと...
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酒井抱一《夏秋草図屏風》の見どころ|江戸琳派の叙情、光琳へのオマージュ

《夏秋草図屏風》——雨と風に揺れる、江戸琳派の叙情銀色に沈む画面のなかで、夏の草が夕立に打たれてうなだれ、秋の草が野分(のわき)の風に静かに揺れている。酒井抱一(さかい ほういつ)の《夏秋草図屏風(なつあきくさずびょうぶ)》は、季節のうつろ...
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ロダン《考える人》の見どころ|「近代彫刻の父」と、考えるとは何か

《考える人》——彫刻が“考える”とき裸の男性が、拳を顎に当て、背を丸めてじっと何かを考え込んでいる。オーギュスト・ロダンの《考える人》は、世界でもっとも有名な彫刻の一つです。誰もが一度は目にしたことがあるはずのこの像。けれど、彼がいったい何...
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金閣寺(鹿苑寺)の見どころ|三島由紀夫『金閣寺』とともに観る、黄金の楼閣

金閣寺——黄金に輝く、室町の楼閣池のほとりに、金箔をまとった三層の楼閣が、静かに、そして堂々と立っている。京都の金閣寺(きんかくじ)は、日本でもっとも有名な建物のひとつです。じつは筆者がこの金閣を訪れたのは、三島由紀夫の小説『金閣寺』を読ん...
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鑑真和上坐像の見どころ|海を渡った盲目の高僧、天平の肖像彫刻

鑑真和上坐像——海を渡った、盲目の高僧目を静かに閉じ、背筋を伸ばして端坐する一人の老僧。奈良・唐招提寺(とうしょうだいじ)の国宝《鑑真和上坐像(がんじん わじょう ざぞう)》は、日本でもっとも古い肖像彫刻の一つとされ、観る者に深い静けさと感...
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マティスとは|色彩を解き放った20世紀の巨匠、フォーヴィスムと切り絵

マティス——色彩を解き放った画家まぶしいほど鮮やかな赤、澄んだ青、生き生きとした緑。アンリ・マティスの絵は、色そのものが喜びをうたっているかのようです。マティスは、20世紀のはじめ、それまでの「見たとおりの色で描く」という常識を打ち破り、色...
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ルノワールとは|幸福を描いた印象派、光あふれる人物画

ルノワール——幸福を描いた画家木漏れ日の下で談笑し、踊る人々。頬を染めた女性たち。ピエール=オーギュスト・ルノワールの絵は、観ているだけで心が温かくなる、幸福感に満ちています。同じ印象派でも、モネが風景と光を追い求めたのに対し、ルノワールが...